ホルモン分泌が自然な第2世代低用量ピルのトリキュラー

経口避妊薬は、ホルモンの含有量により高容量~超低用量の4段階に分類され、含有する薬剤により第1世代~第4世代に分類されています。
トリキュラーなどの第2世代低用量ピルは、プロゲステロンとして働くレボノルゲストレルとエストロゲンとして働くエチニルエストラジオールを配合し、薬剤の総量を少なくして頭痛や全身の倦怠感、腹痛などの副作用症状の発現頻度を軽減していますが、レポノルゲストレルの作用が強い為に男性化作用が強く発現し、体毛やニキビの増加、体重の増加などの副作用症状が現れ易くなっています。
その為、ピルに含まれるホルモン量が同一の一相性タイプではだけで無く、ピルに含有されているホルモン量の違う2種類を飲み分ける2相性タイプやピルに含有されているホルモン量が違う3種類の薬剤を飲み分けて生理の中間期に摂取するホルモン量がピークとなる中間増量型3相性タイプ、ホルモン分泌量が増える生理後半に摂取するホルモン量がピークとなる漸増型3相性などホルモン分泌量とホルモン摂取量を調整して副作用を軽減しています。
特に第2世代漸増型3相性であるトリキュラーは、摂取ホルモン量とホルモン分泌量が自然な形で負担が無いとして、人気の高い低用量ピルです。
トリキュラーなどの第2世代低用量ピルの副作用は、基本的に体に薬剤が馴染むと副作用症状が緩和されたり鎮静化しますが、血液の一部が凝固して血管が詰まらせる静脈血栓症を発症するケースがあります。
特に40歳以上の女性や肥満気味の女性、高血圧な女性などが、静脈血栓症を発症する危険性が高くなっています。
第2世代低用量ピルの使用者の静脈血栓症の危険性は2倍~3倍ですが、タバコを吸う服用者は約167倍と非常に高くなっています。